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不埋
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うづめず
又
宋人彭乗が
作墨客揮犀に
鄂州の
僧无夢も
尸を
不埋、
爪髪の
長たる
義存に同じかりしが、婦人の手に
摸られしより爪髪のびざりしとぞ。
又
宋人彭乗が
作墨客揮犀に
鄂州の
僧无夢も
尸を
不埋、
爪髪の
長たる
義存に同じかりしが、婦人の手に
摸られしより爪髪のびざりしとぞ。
辞世とて
口碑につたふる哥に「岩坂の
主を
誰ぞと
人問ば
墨絵に
書し松風の音」
遺言なりとて
死骸を
不埋、今天保九をさる事四百七十七年にいたりて
枯骸生るが如し。是を越後廿四奇の一に
数ふ。
辞世とて
口碑につたふる哥に「岩坂の
主を
誰ぞと
人問ば
墨絵に
書し松風の音」
遺言なりとて
死骸を
不埋、今天保九をさる事四百七十七年にいたりて
枯骸生るが如し。是を越後廿四奇の一に
数ふ。