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一足先
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ひとあしさき
ふりがな文庫
“
一足先
(
ひとあしさき
)” の例文
「
危險
(
あぶな
)
う
御座
(
ござ
)
います」と
云
(
い
)
つて
宜道
(
ぎだう
)
は
一足先
(
ひとあしさき
)
へ
暗
(
くら
)
い
石段
(
いしだん
)
を
下
(
お
)
りた。
宗助
(
そうすけ
)
はあとから
續
(
つゞ
)
いた。
町
(
まち
)
と
違
(
ちが
)
つて
夜
(
よる
)
になると
足元
(
あしもと
)
が
惡
(
わる
)
いので、
宜道
(
ぎだう
)
は
提灯
(
ちやうちん
)
を
點
(
つ
)
けて
僅
(
わづか
)
一
丁
(
ちやう
)
許
(
ばかり
)
の
路
(
みち
)
を
照
(
て
)
らした。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
そこで一休みしてから、「
私
(
わし
)
はまア後で行くで、お前たちは
人力車
(
くるま
)
で
一足先
(
ひとあしさき
)
へ行っとれ。」と言って、よく東京を知っている父親は
物馴
(
ものな
)
れたような調子で、構外へ出て
人力車
(
くるま
)
を三台
誂
(
あつら
)
えた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
“一足”で始まる語句
一足
一足飛
一足跳
一足違
一足前
一足毎