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一文
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いちぶん
ふりがな文庫
“
一文
(
いちぶん
)” の例文
私
(
わたし
)
は、
先生
(
せんせい
)
が
夏
(
なつ
)
の
嘉例
(
かれい
)
として
下
(
くだ
)
すつた、
水色
(
みづいろ
)
の
絹
(
きぬ
)
べりを
取
(
とつ
)
た、はい
原製
(
ばらせい
)
の
涼
(
すゞ
)
しい
扇子
(
あふぎ
)
を、
膝
(
ひざ
)
を
緊
(
し
)
めて、
胸
(
むね
)
に
確
(
しか
)
と
取
(
と
)
つて
車上
(
しやじやう
)
に
居直
(
ゐなほ
)
つた。
而
(
しか
)
して
題
(
だい
)
を
採
(
と
)
つて
極暑
(
ごくしよ
)
の
一文
(
いちぶん
)
を
心
(
こゝろ
)
に
案
(
あん
)
じた。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
書肆
(
しょし
)
の方には一年に月数拾円の損として他方に広告機関ともなる利益もあるはずこの条件に近い所にて大倉もうけ合ひさうなものに候がどういふ
工合
(
ぐあい
)
にて謝絶せしやら何はともあれ来月中旬にいづれ雑誌発刊の
運
(
はこび
)
と存候ついてはほぼ原稿締切期限等
御示教被下度
(
ごじきょうくだされたく
)
候小生も何か
一文
(
いちぶん
)
寄稿したく候
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
“一文”の意味
《名詞1》
一つの文章。
わずかな文章。
《名詞2》
一つの文字。
一枚の穴が開いた銭。
わずかな金銭。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
“一文”で始まる語句
一文字
一文不通
一文獅子
一文無
一文商
一文不知
一文人形
一文字幕
一文字眉
一文菓子