一家中いつかちう)” の例文
あぐる程のものならんとおほせありしことなりころ貞享ていきやう甲子きのえね正月廿日こく玉の如くなる御男子ごなんし誕生たんじやうまし/\ければ大納言光貞卿をはじめ一家中いつかちう萬歳まんざい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かゝ風聞ふうぶんきこえなば、一家中いつかちうふにおよばず、領分内りやうぶんない百姓ひやくしやうまでみななんぢかんがみて、飼鳥かひどり遊戲あそび自然しぜんむべし。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)