“有升”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ありまし50.0%
あります50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其中に、一円の金貨が六ツか八ツも有升ありましたがお祖父ぢいさまはやがて其ひとつをとりいだして麗々とわたしの手のひらのせくださつた時、矢張冗談じようだんかと思ひました。
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
さて私の誕生日も過ぎて一週間あとになつた時までも銀貨は銅貨とも/\例の絹の袋に居残つて手をつけずに有升ありました。
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
おまへは決心をしてそれを為遂しとげることの六ヶしいほうには違ひありません。それがためにおまへもいかい苦労をおしだ、わたしもなか/\はたで気がめ升。しかしまたちひさいにしては感心なところ有升あります
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)