“らいがう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ライガウ
語句割合
来迎60.0%
來迎40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
洋語ではこれをスペクトラとつて七つのあやの光といふことである。旧弊ものは来迎らいがうの光だの何のと謂ふが、あれは木偶法印でくほふいんに食はされてゐるのだ。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
大抵たいてい五十年ごじふねんさだまつたいのち相場さうば黄金こがねもつくるはせるわけにはかず、花降はなふがくきこえて紫雲しうん來迎らいがうするあかつきには代人料だいにんれうにてこと調とゝのはずとはたれもかねてれたるはなし
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
三尊の來迎らいがうが拜まれるといふ俗説があり、江戸の海邊や高臺は凉みがてらの人の山で、有徳うとくの町人や風流人は、雜俳や腰折を應酬したり、中には僧を招じて經を讀ませる者もあり