トップ
>
来迎
>
らいがう
ふりがな文庫
“
来迎
(
らいがう
)” の例文
旧字:
來迎
いや、驚かせたばかりではない、この音を聞いた平中の顔は、突然
弥陀
(
みだ
)
の
来迎
(
らいがう
)
を拝した、信心深い法師よりも、もつと歓喜に溢れてゐる。
好色
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一二一
鬼畜
(
きちく
)
のくらき
眼
(
まなこ
)
をもて、
一二二
活仏
(
くわつぶつ
)
の
一二三
来迎
(
らいがう
)
を見んとするとも、
一二四
見ゆべからぬ
理
(
ことわり
)
なるかな。あなたふとと、
頭
(
かうべ
)
を
低
(
た
)
れて
黙
(
もだ
)
しける。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
洋語ではこれをスペクトラと
謂
(
い
)
つて七つの
綾
(
あや
)
の光といふことである。旧弊ものは
来迎
(
らいがう
)
の光だの何のと謂ふが、あれは
木偶法印
(
でくほふいん
)
に食はされてゐるのだ。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“来迎”の意味
《名詞》
死に際に仏や菩薩が迎えにくること。
「御来光」のこと。
(出典:Wiktionary)
“来迎”の解説
来迎(らいごう、浄土教諸宗では、らいこう正式な読み方は「らいこう」だが、遅くとも室町時代末からは、民衆の間では「らいごう」と発音されていたという。)とは、仏教において、念仏行者の臨終の際に阿弥陀三尊が25人の菩薩と共に白雲に乗ってその死者を迎えに来て極楽に引き取ること。その様子を描いた図様は来迎図(らいごうず/らいこうず)という。
(出典:Wikipedia)
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
迎
常用漢字
中学
部首:⾡
7画
“来迎”で始まる語句
来迎図
来迎寺
来迎仏
来迎院