“活仏”のいろいろな読み方と例文
旧字:活佛
読み方割合
いきぼとけ75.0%
げぶつ12.5%
くわつぶつ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかしは本願寺の御門跡様ごもんぜきさまといえば、活仏いきぼとけといわれておったが、北陸御巡化ごじゅんげのときには、信者が浴水をもらい受けて帰ったことは事実である。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
朝まだき、とつぜん銅鑼どらや長喇叭らっぱの音がとどろいた。みると、耳飾塔エーゴや緑光瓔珞ようらくをたれたチベット貴婦人、尼僧や高僧ギクーをしたがえて活仏げぶつが到着した。
人外魔境:03 天母峰 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
一二一鬼畜きちくのくらきまなこをもて、一二二活仏くわつぶつ一二三来迎らいがうを見んとするとも、一二四見ゆべからぬことわりなるかな。あなたふとと、かうべれてもだしける。