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よくやう
ふりがな文庫
“よくやう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
抑揚
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
抑揚
(逆引き)
その次ぎには、
句讀點
(
くとうてん
)
や語勢、聲の
抑揚
(
よくやう
)
や場合に應じた身振などに注意して、短かい詩を朗讀した。彼女の年頃にしては、まつたく
並々
(
なみ/\
)
ならぬ出來だつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
蟋蟀
(
こほろぎ
)
は
其處
(
そこ
)
らあたり一
杯
(
ぱい
)
に
鳴
(
な
)
きしきつて、
其
(
そ
)
の
聚
(
あつま
)
つた
聲
(
こゑ
)
は
空
(
そら
)
にまで
響
(
ひゞ
)
かうとしては
沈
(
しづ
)
みつゝ/\、それがゆつたりと
大
(
おほ
)
きな
波動
(
はどう
)
の
如
(
ごと
)
く
自然
(
しぜん
)
に
抑揚
(
よくやう
)
を
成
(
な
)
しつゝある。おつぎは
到頭
(
たうとう
)
渡船場
(
とせんば
)
まで
來
(
き
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
お町の調子は淡々としてなんの
抑揚
(
よくやう
)
もありません。
銭形平次捕物控:150 槍の折れ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
力強い、しかし低い
抑揚
(
よくやう
)
で彼がその言葉を口にしたとき、深い沈默がつゞいた。やがてウッドが云つた——
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
時々ベシーは仕事に氣をとられて繰返しを非常に長く
緩
(
ゆつく
)
り引張つた。「むかし、むかし」の一節が
挽歌
(
ばんか
)
の悲痛極まる
抑揚
(
よくやう
)
のやうに響いた。彼女は、
他
(
ほか
)
の小唄を唄ひ出した。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
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