“ゆぶね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
湯槽78.6%
浴槽17.9%
湯船2.6%
湯漕0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正午近い銭湯はすいていた。ただ濛々と湯気のめた湯槽に腰かけて坊主頭の若造と白髪の老人とが、何かしきりに饒舌りあっている。
助五郎余罪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
という女中の言葉を、お新はさ程気にも掛けないという風で、その浴衣に着更えた後、独りで浴槽の方へ旅の疲労を忘れに行った。
(新字新仮名) / 島崎藤村(著)
しかし、そこは、もはやくて、湯船は、半分ほども、まっていました。それですから、あたりにはらがべるようなが、いくらしても、ちているわけはなかったのでした。
温泉へ出かけたすずめ (新字新仮名) / 小川未明(著)
女達はまるで蓮の花のように小さい湯漕を囲んで、珍らしい言葉でしゃべっている。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)