“ゆうげい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
遊芸66.7%
遊藝33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遊芸ゆうげいの師匠であるから、世間の人よりも起きるのがおそい。お熊が朝の仕事を片付けて、それから牡丹餅を買いに出ると、店は案外の混雑で、もう売切れであると断られた。
廿九日の牡丹餅 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
ここに考えられることは土佐堀とさぼり雑穀ざっこく美濃屋九兵衛みのやきゅうべえせがれに利太郎と云うぼんちがあったなかなかの放蕩ほうとう者でかねてより遊芸ゆうげい自慢であったがいつの頃よりか春琴の門に入って琴三味線を
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
此身このみ遊藝ゆうげい手藝學校しゆげいがくかうにもかよはせられて、そのほうはこゝろのまゝ、半日はんにちあね部屋へや半日はんにちまちあそんでくは三味さみ太皷たいこにあけむらさきのなりかたち、はじめ藤色絞ふぢいろしぼりの半襟はんゑりあはせにかけてるきしに
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)