“もくてき”の漢字の書き方と例文
語句割合
目的100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「よくは目的もくてきがわかりませぬが、ことによると、源氏閣げんじかく監禁かんきんしておく女を、すくいだしにきたいのち知らずであるやも知れませぬ」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかしながら金解禁きんかいきん準備じゆんびとしては在外正貨ざいぐわいせいくわ潤澤じゆんたくたことはその準備じゆんび大半たいはん目的もくてきたつしたとつて差支さしつかへないのである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
人のいのちを花になぞらえて、散ることだけが若人わこうど究極きゅうきょく目的もくてきであり、つきぬ名誉であると教えられ、信じさせられていた子どもたちである。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)