“めいど”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:メイド
語句割合
冥途51.0%
冥土45.5%
毎度2.8%
泉下0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの世へ向けて、冥途めいどの旅の一里塚を一ツ一ツ踏ませてくれる。そのあげく、ばッさりやりゃあ、なんの仕損じることがあるもんか
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
誠に冥土めいどの人にあったような気がして、ソレカラいろ/\な話をきいて、清水と一緒になったと云うことも分れば何もわかっ仕舞しまった。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
立派なアお方さまの側で以てからにおまんまア戴いたり、直接じかにお言葉を掛けて下さるてえのは冥加みょうが至極だと云って、毎度めいどけえりますとお屋敷の噂ばかり致して居ります、へえ誠に有難い事で
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
(中略)うらめしと思ふかたきをかみころし、一念散ずるときは泉下めいどへもゆくべきに、いまだ此土このどにとどまることのふしんさよと心をつけて見るに、さして常にかはることもなし。
案頭の書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)