“むらびと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
村人93.3%
邑人6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつのまにか、月日つきひはたってしまった。そして、彼女かのじょのことは、おりおり、村人むらびとくちのぼるくらいのもので、だんだんとわすれられていった。
北の不思議な話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そののちおとこはすっかりこころれかえ、村人むらびとからもうらやまるるほど夫婦仲ふうふなかくなりました。現在げんざいでもその子孫しそんはたしか彼地かのちさかえてはずでございます……。
日本でも熊野人は以前黐で猴を捕えたと伝え、その次第ストラボンの説に同じ。『淵鑑類函』に阮汧封渓で邑人むらびとに聞いたは、猩々数百群を成す。
邑人むらびと尊信して神岳と
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)