“みゝうち”の漢字の書き方と例文
語句割合
耳打100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おりから下坐敷したざしきより杯盤はいばんはこびきしおんななにやらおりき耳打みゝうちしてかくしたまでおいでよといふ、いやたくないからよしてお
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
さうつちめえばさうだがなよ、そんだつて同胞きやうでえ一噺ひとはなしもねえなんてあと文句もんくはれても、だまつてちやおめえくちけめえな、そんだかららおめえげ耳打みゝうちしてくべとおもつたんだな
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「ぢあ、部屋に引返して、そつとメイスンのところへ行つて、ロチスターさんが歸つて來て、お目に掛り度いから、と耳打みゝうちして下さい。此處に案内して、そしたら行つてようござんす。」