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みんえうしふ
然るべき
民謠集の
中に、
金澤の
童謠を
記して(
鳶のおしろに
鷹匠が
居る、あつち
向いて
見さい、こつち
向いて
見さい)としたるは
可きが、おしろに
註して(お
城)としたには
吃驚なり。
鬼ごつこの
時、
鬼ぎめの
唄に、……(あてこに、こてこに、いけの
縁に
茶碗を
置いて、
危いことぢやつた。)
同じ
民謠集に、
此のいけに(
池)の
字を
當ててあり。あの
土地にて
言ふいけは
井戸なり。