“みはし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三橋42.9%
御階35.7%
神橋7.1%
三箸7.1%
御橋7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どやどやどや、がら/\と……大袈裟おほげさではない、廣小路ひろこうぢなんぞでは一時いつとき十四五臺じふしごだい取卷とりまいた。三橋みはし鴈鍋がんなべ達磨汁粉だるまじるこくさき眞黒まつくろあまる。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
合戦のいきおいがまた盛返もりかえしたとの注進もうつろ心に聞きながし、わたくしは薙刀なぎなたつえに北の御階みはしにどうと腰をえたなり、夕刻まではそのまま動けずにおりました。
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
巫女みこたちのうちには、すすり泣く者さえあって、一人が、五十鈴川の神橋みはしのたもとまで送って行こうというと、一も二もなく気が揃って、お通を囲みながら外へ出て来た。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「きっとれったがって、神橋みはしのほうへ、独りで先に行ってしまったんでしょう」
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
二箸ふたはし三箸みはしつけたところへ、署外からジリジリと電話がかかって来た。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
御橋みはしはどうした。」
上海 (新字新仮名) / 横光利一(著)