“みなみのかた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
以南50.0%
南方50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丁酉(四日)、八女県に到る、即ち前山を超えて、以南みなみのかたに栗崎を望む、詔して曰く、其山峰岫重畳して、且つ美麗しきこと甚し、若しくは神其山に在る乎。
山の今昔 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
兎角とかくする今迄いまゝでは、其邊そのへん縱横じゆうわう暴廻あれまわつてつた沙魚ふかは、その氣味惡きみわるかしら南方みなみのかたけて、あだかるやうにかけした。端艇たんていともかれて、疾風しつぷうのやうにはしるのである。わたくしはいよ/\必死ひつしだ。