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いなん
ふりがな文庫
“いなん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
渭南
71.4%
以南
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
渭南
(逆引き)
始めは
清河
(
せいか
)
の
崔氏
(
さいし
)
の
女
(
むすめ
)
と一しょになりました。うつくしいつつましやかな女だったような気がします。そうして
明
(
あく
)
る年、
進士
(
しんし
)
の試験に及第して、
渭南
(
いなん
)
の
尉
(
い
)
になりました。
黄粱夢
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
崔
(
さい
)
は長安の
永楽里
(
えいらくり
)
という処に住んでいた。
博陵
(
はくりょう
)
の生れで
渭南
(
いなん
)
に別荘を持っていた。貞元年中のこと、
清明
(
せいめい
)
の時分、渭南の別荘へ帰って往ったが、ある日、
昭応
(
しょうおう
)
という処まで往くと陽が暮れてしまった。
崔書生
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
いなん(渭南)の例文をもっと
(5作品)
見る
以南
(逆引き)
「
以南
(
いなん
)
さんが、——お前さんのお父さんが驚くぢやらう。神官の家から坊主が出たといつてのう。しかし、それも面白からう。」
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
(ロ)
暖帶林
(
だんたいりん
)
(
又
(
また
)
は、
櫧帶
(
かしたい
)
)。 この
帶
(
たい
)
に
屬
(
ぞく
)
する
區域
(
くいき
)
は、
沖繩縣
(
おきなはけん
)
の
中央
(
ちゆうおう
)
以北
(
いほく
)
から、
四國
(
しこく
)
九州
(
きゆうしゆう
)
の
全部
(
ぜんぶ
)
と
本州
(
ほんしゆう
)
の
南部
(
なんぶ
)
で、
平均
(
へいきん
)
北緯三十六度
(
ほくいさんじゆうろくど
)
以南
(
いなん
)
の
地
(
ち
)
です。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
お父さんの
以南
(
いなん
)
さんが、京都に出てゐることを、前から知つてゐた良寛さんは、お父さんからの便りではあるまいかと思つて開いて見た。
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
お父さんの
以南
(
いなん
)
は栄蔵に学問をさせ
智識
(
ちしき
)
をつけて、名主の職をつがせねばならないと考へた。
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
いなん(以南)の例文をもっと
(2作品)
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