“みつたに”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
満谷60.0%
滿谷20.0%
水谷20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
洋画家の満谷みつたに国四郎氏はこのごろ謡曲に夢中になつて、画室アトリエで裸体画の素描デツサンる時にも、「今はさながら天人てんにん羽根はねなき鳥の如くにて……」と低声こごゑうたひ出すのが癖になつてゐる。
滿谷みつたに、小林、三浦、僕等の如き隠し芸を持たない者はかへつ観客くわんかくとなるさいはひを得た。牧野事務員が富樫に扮して滑稽勧進帳を演じて居る頃わが𤍠田丸は香港ホンコン港口かうこうに着いて居た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
滿谷みつたに、長谷川、徳永、近江、柚木ゆのき志貴しぎ酢屋すや、僕の八人は何の目的も無く電車の終点まで乗つて下車し、引返して偶然博物館の前に出て、滿谷等はその附近を写生し、徳永、志貴、近江
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
大野おほの——和田わだ——野中のなか——それから新聞記者しんぶんきしや代表だいへうして、水谷みつたにおよといふ順番じゆんばんである。