“ふたばん”の漢字の書き方と例文
語句割合
二晩100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
車夫しゃふはがら/\引いてまいりますと、積んで来た荷の中の死骸が腐ったも道理、小春なぎのあたゝかい時分に二晩ふたばんめ、又うちかえって寒くなり、雨に当り、いきれましたゆえ、臭気はなはだしく
それつゝかけに夜昼よるひるかけて此処こゝまでたなら、まだ/\仕事しごと手前てまへやまにもみづにも言訳いひわけがあるのに……彼方あつち二晩ふたばん此方こつち三晩みばんとまとまりの道草みちくさで、——はなにはくれなゐつきにはしろく、処々ところ/″\温泉をんせん
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
二晩ふたばんおきに
悲しき玩具 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)