“ひとどお”の漢字の書き方と例文
語句割合
人通100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
電信柱でんしんばしらはいうに、昼間ひるま人通ひとどおりがしげくて、おれみたいなおおきなものがあるけないから、いまごろいつも散歩さんぽするのにめている、とこたえた。
電信柱と妙な男 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そこは、人通ひとどおりのない、いえまえはたけなかでありました。うめも、かきのも、すでに二、三じゃくもとのほうはゆきにうずもれていました。
雪だるま (新字新仮名) / 小川未明(著)
「あすは、おてらのお開帳かいちょうで、どんなにかこのへん人通ひとどおりのおおいことだろう。お天気てんきであってくれればいいが。」といいました。
石をのせた車 (新字新仮名) / 小川未明(著)