“ひとざと”の漢字の書き方と例文
語句割合
人里100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
食物しよくもつはおもによるくさ果實かじつうを、かになどをとり、ときには人里ひとざとて、家畜かちくをかすめとつていくこともあります。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
ぼうさんはそのうち人里ひとざとに出て、ほっと一息ひといきつきました。そしてはなやかにさしのぼった朝日あさひかって手をわせました。
安達が原 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
人里ひとざととおはなれたやまなかへ、いよいよおひめさまはうつることになりました。そして、おとものものもついてゆきました。
町のお姫さま (新字新仮名) / 小川未明(著)