“ひっせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
畢生80.6%
畢世11.9%
筆生3.0%
筆勢3.0%
必成1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その中には、篤胤大人畢生(ひっせい)の大著でまだ世に出なかった『古史伝』三十一巻の上木(じょうぼく)を思い立つ座光寺の北原稲雄(きたはらいなお)のような人がある。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
文学の尊重を認めるという口の下から男子畢世(ひっせい)の業とするに足るや否やを疑うという如きは皆国士の悪夢の囈語(うわごと)であった。
二葉亭追録 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
筆生(ひっせい)だけでも十余名が、机をならべて、孜々(しし)、旧記を抜抄(ばっしょう)したり、原稿の清書にあたったりしていた。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
……筆勢(ひっせい)あまって嚇(おど)し文句を連(つら)ねてはみたが、ここで金博士が、間髪(かんぱつ)を容(い)れず、顔にあたった大蜘蛛(おおぐも)を払いのけ、きゃあとかすうとかいってくれれば、作者も張合(はりあい)があるのであるが、当の博士は
今に至り初めて大に悟る所あり。自ら顧(かえりみ)るときは不徳※才(ひさい)事(こと)志(こころざし)と違(たが)うこと多しと雖、而(しか)も寸善を積みて止まざるときは、何(いず)れの日乎(か)必成(ひっせい)の期あるべきを信ずる事深し。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)