“ばんと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
番頭40.0%
攀登20.0%
晩留20.0%
蛮都20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
番頭ばんとしよはせて持つて来た
十五夜お月さん (旧字旧仮名) / 野口雨情(著)
一見人工をくわへたる文珠菩薩に髣髴はうふつせり、かたはらに一大古松あり、うつとして此文珠いわへり、丘を攀登ばんとして岩下にちかづかんとするも嶮崖けんがい頗甚し、小西君および余の二人奮発ふんぱつ一番衆に先つてのぼ
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
いままで晩留ばんとめにしたり、たせたり、むちでうったことは、たびたびあったけれど、なんのやくにもたなかったのであります。
教師と子供 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そもそも、孟獲の本国、南蛮中部の蛮都ばんとは、雲南(昆明)よりはもっと遥か南にあった。そして、蛮都の地名を銀坑洞ぎんこうどうとよび、沃野よくや広く三江の交叉地に位置しているという。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)