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はなたば
ふりがな文庫
“はなたば”の漢字の書き方と例文
語句
割合
花束
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
花束
(逆引き)
更に又
巧
(
たく
)
みにその過剰を大いなる
花束
(
はなたば
)
に仕上げねばならぬ。生活に過剰をあらしめるとは生活を豊富にすることである。
大正十二年九月一日の大震に際して
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
植木鉢
(
うゑきばち
)
、
草花
(
くさばな
)
、
花束
(
はなたば
)
、
植木棚
(
うゑきだな
)
、その
間
(
ま
)
を
靜
(
しづ
)
かに流れるは、
艶消
(
つやけし
)
の
金
(
きん
)
の光を
映
(
うつ
)
しつつ、
入日
(
いりひ
)
の
運
(
うん
)
を悲んで、西へ
伴
(
ともな
)
ふセエヌ
川
(
かは
)
、紫色の波長く恨をひいてこの流
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
この
少女
(
しょうじょ
)
は、
青
(
あお
)
い
空
(
そら
)
へ、
吸
(
す
)
い
込
(
こ
)
まれてしまったものか、そのまま
音
(
おと
)
もなく、
影
(
かげ
)
を
消
(
け
)
してしまった。
後
(
あと
)
で、
女
(
おんな
)
は、
花束
(
はなたば
)
の
香
(
かお
)
りをかぎました。それは、
春
(
はる
)
はやく
咲
(
さ
)
く、ヒヤシンスに、フリージアでした。
ある冬の晩のこと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
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