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はづな
ふりがな文庫
“はづな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
端綱
28.6%
韁
14.3%
支頭韁
14.3%
綱
14.3%
覊絏
14.3%
覊綱
14.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
端綱
(逆引き)
その
畜生
(
ちくしょう
)
に落されるとは、何かの
因縁
(
いんねん
)
に違いございません。それは石橋の少し先に、長い
端綱
(
はづな
)
を引いたまま、路ばたの
青芒
(
あおすすき
)
を食って居りました。
藪の中
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
はづな(端綱)の例文をもっと
(2作品)
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韁
(逆引き)
たちまちの内にあの
老爺
(
おやじ
)
は、牛の
韁
(
はづな
)
でございましょう、有り合せた縄にかけられて、月明りの往来へ引き据えられてしまいました。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
盗人たちはそれには目もくれる
気色
(
けしき
)
もなく、
矢庭
(
やにわ
)
に一人が牛の
韁
(
はづな
)
を取って、往来のまん中へぴたりと車を止めるが早いか、四方から
白刃
(
しらは
)
の垣を造って、
犇々
(
ひしひし
)
とそのまわりを取り囲みますと
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
はづな(韁)の例文をもっと
(1作品)
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支頭韁
(逆引き)
我国の動物虐待防止会式の
諫言
(
かんげん
)
、例えば「坂を登る時には
支頭韁
(
はづな
)
をゆるめよ」とか「馬に水を飲ませよ」とかいうような文句が刻んであるのである。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
はづな(支頭韁)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
綱
(逆引き)
ひいて来た黄牛の
綱
(
はづな
)
を解いて、尻をつよく打ちながら、例の畑へ勢よく追ひこんでやつたのである。
煙草と悪魔
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
はづな(綱)の例文をもっと
(1作品)
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覊絏
(逆引き)
「志保田の嬢様が城下へ
御輿入
(
おこしいれ
)
のときに、嬢様を
青馬
(
あお
)
に乗せて、源兵衛が
覊絏
(
はづな
)
を
牽
(
ひ
)
いて通りました。——月日の立つのは早いもので、もう今年で五年になります」
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
はづな(覊絏)の例文をもっと
(1作品)
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覊綱
(逆引き)
葛巻
(
つづらま
)
きの
太刀
(
たち
)
をふるいふるい、手に立つ侍を切り払って、単身門の中に踏みこむと、苦もなく
厩
(
うまや
)
の戸を
蹴破
(
けやぶ
)
って、この馬の
覊綱
(
はづな
)
を切るより早く、背に飛びのる
間
(
ま
)
も惜しいように
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
はづな(覊綱)の例文をもっと
(1作品)
見る
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