“はつゆ”の漢字の書き方と例文
語句割合
初湯100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくし昨年さくねんの十二ぐわつ芝愛宕下しばあたごした桜川町さくらがはちやうしまして、此春このはる初湯はつゆはいりたいとぞんじ、つい近辺きんぺん銭湯せんたうにまゐりまして「初湯はつゆにもあらひのこすやへそのあか」
年始まはり (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
おなじく二日ふつかまちひて、初湯はつゆんである風俗ふうぞく以前いぜんありたり、いまもあるべし。たとへば、本町ほんちやう風呂屋ふろやぢや、いた、がわいた、とのぐあひなり。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「をしげなくこぼしてはいる初湯はつゆかな」と二やりました。
年始まはり (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)