“うぶゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
産湯84.2%
生湯10.5%
初湯5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上は青空、下は大江、オギャアと泣いたときから、潯陽江じんようこうの水を産湯うぶゆに男となった混江龍こんこうりゅう李俊りしゅん、いやさ今では梁山泊のお一人だ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さだめて、十羅刹女らせつぢよ寄合よりあひてうぶみづ生湯うぶゆ)をなでやしなひたまふらん。あらめでたや、あらめでたや。御悦び推量申候
「赤さんは大きな男のおですよ。」と、産婆は死児をそっと次のへ持ち出した。そこには母親が、畳の上に桐油とうゆを敷き詰めて、たらい初湯うぶゆ湯灌ゆかんかの加減を見ていた。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)