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はつしも
ふりがな文庫
“はつしも”の漢字の書き方と例文
語句
割合
初霜
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初霜
(逆引き)
初霜
(
はつしも
)
を
避
(
さ
)
けて、
昨夜
(
さくや
)
縁
(
えん
)
に
上
(
あ
)
げられた
白菊
(
しらぎく
)
であろう、
下葉
(
したは
)
から
次第
(
しだい
)
に
枯
(
か
)
れてゆく
花
(
はな
)
の
周囲
(
しゅうい
)
を、
静
(
しず
)
かに
舞
(
ま
)
っている一
匹
(
ぴき
)
の
虻
(
あぶ
)
を、
猫
(
ねこ
)
が
頻
(
しき
)
りに
尾
(
お
)
を
振
(
ふ
)
ってじゃれる
影
(
かげ
)
が、
障子
(
しょうじ
)
にくっきり
映
(
うつ
)
っていた。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
私
(
わたし
)
は
眼
(
め
)
をふせて、まへにおかれた
初霜
(
はつしも
)
の
皿
(
さら
)
の
模様
(
もやう
)
へ
視線
(
しせん
)
をやつてゐました。
桜さく島:見知らぬ世界
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
心あてに折らばや折らむ
初霜
(
はつしも
)
の置きまどはせる白菊の花
歌よみに与ふる書
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
はつしも(初霜)の例文をもっと
(7作品)
見る
“はつしも”の意味
《名詞》
はつしも【初霜、𩅀】
その年の秋から冬にかけ初めて降る霜。
(出典:Wiktionary)