“はつしも”の漢字の書き方と例文
語句割合
初霜100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初霜はつしもけて、昨夜さくやえんげられた白菊しらぎくであろう、下葉したはから次第しだいれてゆくはな周囲しゅういを、しずかにっている一ぴきあぶを、ねこしきりにってじゃれるかげが、障子しょうじにくっきりうつっていた。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
わたしをふせて、まへにおかれた初霜はつしもさら模様もやう視線しせんをやつてゐました。
桜さく島:見知らぬ世界 (新字旧仮名) / 竹久夢二(著)
心あてに折らばや折らむ初霜はつしもの置きまどはせる白菊の花
歌よみに与ふる書 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)