“はちぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
八分75.0%
八方25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こゝに一夜いちやあけのはる女中頭ぢよちうがしらのおぬひ?さん(ねえさんのいまつまびらかならず、大方おほかたうだらうとおもふ。)朱塗しゆぬり金蒔繪きんまきゑ三組みつぐみさかづきかざりつきの銚子てうしへ、喰摘くひつみぜん八分はちぶさゝげてきたる。
熱海の春 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
小児こどもの手からは、やや着弾距離を脱して、八方はちぶこっちへ近づいた処を、居士が三度続けて打った。
半島一奇抄 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)