“ねだつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
強請100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此方から強請ねだつた譯ではなけれど支度まで先方さきで調へて謂はゞ御前は戀女房、私や父樣が遠慮して左のみは出入りをせぬといふも勇さんの身分を恐れてゞは無い
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
とかくくれさへすれば大事にして置かうからとそれはそれは火のつく様に催促して、此方から強請ねだつた訳ではなけれど支度まで先方さきで調へてはば御前は恋女房
十三夜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
此方こちらから強請ねだつわけではなけれど支度したくまで先方さき調とゝのへてはゞ御前おまへ戀女房こひによぼうわたし父樣とゝさん遠慮ゑんりよしてのみは出入でいりをせぬといふもいさむさんの身分みぶんおそれてゞは
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)