“にぎりめし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
握飯92.6%
団飯3.7%
握米飯3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はなるゝはかなしけれど是も修行しゆぎやうなれば決して御案おあんじ下さるなとて空々敷そら/″\しく辭儀じぎをなし一先感應院へ歸り下男げなん善助に向ひ明朝あした早く出立すれば何卒握飯にぎりめし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
遁るべきやうなければせんかた無くせめてはくもせば助からんかと、うえの用意に持ちたる団飯にぎりめし取出とりいで、手に載せて差出せしに、取食ひて此上無く悦べる様なり。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
路傍ろばうくさうへこしけて、握米飯にぎりめしきつし、それからまたテクリしたが、却々なか/\あつい。