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なまあたゝ
ふりがな文庫
“なまあたゝ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
生暖
50.0%
生温
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生暖
(逆引き)
今こゝへ来て
彳
(
たゝず
)
んでみると、矢張土間には
竃
(
かまど
)
の湯が
沸
(
たぎ
)
らしてあって、
生暖
(
なまあたゝ
)
かい空気の中に、あの忘れられない異臭が匂っているのである。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
生暖
(
なまあたゝ
)
かい
風
(
かぜ
)
の
吹
(
ふ
)
く日であつた。
曇
(
くも
)
つた天気が
何時迄
(
いつまで
)
も
無精
(
ぶせう
)
に
空
(
そら
)
に
引掛
(
ひつかゝ
)
つて、
中々
(
なか/\
)
暮
(
く
)
れさうにない四時過から
家
(
うち
)
を
出
(
で
)
て、
兄
(
あに
)
の
宅迄
(
たくまで
)
電車で行つた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
なまあたゝ(生暖)の例文をもっと
(2作品)
見る
生温
(逆引き)
それが、何時から始まつた事か、冷たい筈の石地藏の肌が人間のやうに
生温
(
なまあたゝ
)
かくなつて居ることが發見されました。最初は多分、其邊で鬼ごつこでもして居る、里の子供達が氣が付いたのでせう。
銭形平次捕物控:009 人肌地藏
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「……
生温
(
なまあたゝ
)
かいところを見ると
明日
(
あした
)
は雨かな」
朧夜
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
なまあたゝ(生温)の例文をもっと
(2作品)
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