“宅迄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うちまで50.0%
たくまで50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無理無體むりむたいに引立て柴屋寺しばやでら畑屋はたやから茲迄連て來ましたゆゑ勾引かどはかしと存じ小杉の伯父樣と申ましたので御座いますと云ひけるにぞ九助は扨々さて/\子供に似合にあは利發者りはつもの家は何處どこぞと尋ぬるに阿部川宿あべがはじゆくてうといふ者の娘せつと申者なりと申せば九助は憐然あはれに思ひサア/\宅迄うちまで送つてらんと手を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
生暖なまあたゝかいかぜく日であつた。くもつた天気が何時迄いつまで無精ぶせうそら引掛ひつかゝつて、中々なか/\れさうにない四時過からうちて、あに宅迄たくまで電車で行つた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)