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なかいづみ
ふりがな文庫
“なかいづみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
中泉
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中泉
(逆引き)
今
中泉
(
なかいづみ
)
が一大事の訴状を持つて二人の少年が来たと云ふのを聞くと、堀はすぐにあの事だなと思つた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
去
(
さん
)
ぬる
年
(
とし
)
、
中泉
(
なかいづみ
)
から
中尊寺
(
ちうそんじ
)
に
詣
(
まう
)
でた六
月
(
ぐわつ
)
のはじめには、
細流
(
さいりう
)
に
影
(
かげ
)
を
宿
(
やど
)
して、
山吹
(
やまぶき
)
の
花
(
はな
)
の、
堅
(
かた
)
く
貝
(
かひ
)
を
刻
(
きざ
)
めるが
如
(
ごと
)
く
咲
(
さ
)
いたのを
見
(
み
)
た。
彼
(
かれ
)
は
冷
(
つめた
)
き
黄金
(
わうごん
)
である。
此
(
これ
)
は
温
(
あたゝ
)
かき
瑠璃
(
るり
)
である。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
吉見の父が少年二人を
密訴
(
みつそ
)
に出したので、門番も
猜疑心
(
さいぎしん
)
を起さずに応対して、
却
(
かへ
)
つて運びが好かつた。門番の聞き取つた所を、当番のものが
中泉
(
なかいづみ
)
に届ける。中泉が堀に申し上げる。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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