“ともざう”の漢字の書き方と例文
語句割合
友造100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はなしまぎれて、友造ともざうは、こゝに自分じぶんたちが不意ふいにめぐりあはうとして、れがために同伴つれなかからくるまをはづして引込ひきこんだものとおもつてしまつたらしい。
月夜車 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ともさん。)といまおつしやつてくださいました、御聲おこゑが、御新姐樣ごしんぞさまそつくりで、——友造ともざうむね充滿いつぱいりました。
月夜車 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
十三囘忌くわいき佛樣ほとけさまは、貴方あなた御母樣おつかさまでいらつしやいませう。ぼつちやん、ぜん御厄介ごやくかいになりました友造ともざうでござります、う、おおぼえはござりますまい。
月夜車 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)