“とほりみち”の漢字の書き方と例文
語句割合
通路100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其麽そんな事は無い! といなみ乍らも、何がなしに、若しや、若しや、といふ朦乎ぼんやりした期待のぞみが、その通路とほりみちを去らしめなかつた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
料理人クツク片手かたて胡椒こせうはこもつました、あいちやんはすでかれ法廷ほふていはいらぬまへに、戸口とぐちちかく、通路とほりみち人民じんみんどもが、きふくさめをしはじめたので、たゞちにそれがだれであつたかを推察すゐさつしました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)