“とほりかゝ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
通懸60.0%
通掛40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まへを、一列ひとならびに、ふら/\と通懸とほりかゝつて
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
つぶさに申ければ權三は一たい涙脆なみだもろき男なるが助十にむかひ何と此御若衆このおわかいしゆが鈴ヶ森に居たる時に我々われ/\通掛とほりかゝるも不思議ふしぎまたすゞもりにて小便をする時彦兵衞殿のはなしをしたもこれ神佛かみほとけ御引合おんひきあはせにて其孝心そのかうしん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
今日けふまちなにかのようちよつ通掛とほりかゝつたので、場所ばしよ立寄たちよつたとのことで。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)