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つゝかへ
ふりがな文庫
“つゝかへ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
突返
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
突返
(逆引き)
昨夜
(
ゆふべ
)
持
(
も
)
つて
行
(
い
)
つた
彫像
(
てうざう
)
を
其
(
そ
)
のまゝ
突返
(
つゝかへ
)
されて、のめ/\と
担
(
かつ
)
いで
帰
(
かへ
)
つたんです。
然
(
しか
)
も
片腕
(
かたうで
)
捩
(
もぎ
)
つてある、あの
采
(
さい
)
を
持
(
も
)
たせた
手
(
て
)
が。……あゝ、
私
(
わたし
)
は
五躰
(
ごたい
)
が
痺
(
しび
)
れる。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
死骸
(
しがい
)
は
酷
(
ひど
)
い。……
勿論
(
もちろん
)
、
魔物
(
まもの
)
に
突返
(
つゝかへ
)
されて、
火葬
(
くわさう
)
に
成
(
な
)
つた
奴
(
やつ
)
だから、
死骸
(
しがい
)
も
同然
(
どうぜん
)
なものだらう。ものだらうが、
私
(
わたし
)
の
気
(
き
)
ぢや
死骸
(
しがい
)
ではなかつた。
生命
(
いのち
)
のある、
価値
(
ねうち
)
のある、
活
(
い
)
きたものゝ
積
(
つも
)
りだつた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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(1作品)
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