“つりがね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
釣鐘62.5%
吊鐘18.8%
15.6%
釣金3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うりに參らんといましちより受出して來たる衣服いふくならび省愼たしなみの大小をたいし立派なる出立いでたちに支度なして居たる處へ同じ長家に居る彼張子かのはりこ釣鐘つりがね
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
一枚のマントは、海軍紺ネビイブルウのセル地で、吊鐘つりがねマントでありました。引きずるほど、長く造らせました。
おしゃれ童子 (新字新仮名) / 太宰治(著)
鎧潟よろひがたに近き横戸よこと村の長徳寺、谷根たにね村の行光寺も怪力くわいりよくのきこえたかし。此人々はいづれもひとりしてつりがねかろかけはづしするほどの力は有し人々なり。
仲のよかった岩野、水野の両家の交わりは、紫紺の釣金つりがねマントを着て、大丸髷の清子女史を伴なった泡鳴氏がお得意のおも
遠藤(岩野)清子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)