“だいしやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ダイシヤウ
語句割合
代償33.3%
大将33.3%
大檣33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俵屋におほかぶさつた暗い雲は、一夜にして取拂はれましたが、その代償だいしやう大袈裟おほげさなのに、誰も彼もがきもをつぶしたことです。
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
父は横佩よこはき大将だいしやうと謂はれる程、一ふりの大刀のさげ方にも、工夫を凝らさずには居られぬだてものであつた。なみの人の竪にさげて佩く大刀を横に吊る佩き方を案出した人である。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
武村たけむらしからんな、わが軍艦ぐんかん」の道塲破だうじやうやぶりをやつたな、よし、乃公おれ相手あひてにならう。』と突然とつぜん大檣だいしやうかげからあらはれてたのは、いろ黒々くろ/″\とした、筋骨きんこつたくましい年少ねんせう少尉せうゐ