“カボラル”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大将50.0%
族長50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姫鱒は大将カボラルがグラヴオネの河で釣りあげた自慢のもの、それを、あんた、賞牌メダイユはどっかへすててしまう。鱒は酢をかけて喰ってしまう。
もう芝居は種切れで、一同かぶとを脱ぎました。大将カボラルなんざ、いい度胸だってんで感服してるんです
日ごろ我慢強い大将カボラルもカンカンにいかって、あんた達のところへどなり込んでいったんだが、コニャックを出されたり、お礼をいわれたりするんで、かえってほうほうの体で引きさがって来たんです。
私の同僚がやはりこのへんの検査に来た。そこでやむを得ない行きがかりからその部落の族長カボラルを、(この溝鼠サロオ!)とどなったんだ。
六、虎か人か亡霊かた油紙か。族長カボラルの物語にたがわず、翌日の夜中ごろからこの不吉な小屋はおいおいとその本領を発揮することになった。
「やや、これは困った。ここへおいてゆかれたんでは進退きわまってしまう。進めば族長カボラル退けば山賊チュシナ、……タヌ君、一体どうしたものだろう」