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たんくせうしん
ふりがな文庫
“たんくせうしん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
短躯小身
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
短躯小身
(逆引き)
短躯小身
(
たんくせうしん
)
なりと
雖
(
いへど
)
も、かうして
新聞
(
しんぶん
)
から
出向
(
でむ
)
く
上
(
うへ
)
は、
紋着
(
もんつき
)
と
袴
(
はかま
)
のたしなみはなくてなるまいが、
酔
(
よ
)
つ
払
(
ぱら
)
つた
年賀
(
ねんが
)
でなし、
風呂敷包
(
ふろしきつゝみ
)
で
背負
(
しよ
)
ひもならずと、……
友
(
とも
)
だちは
持
(
も
)
つべきもの
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
といふ
掛声
(
かけごゑ
)
とゝもに、
制吒迦
(
せいたか
)
の
如
(
ごと
)
く
顕
(
あら
)
はれて、
写真機
(
しやしんき
)
と
附属品
(
ふぞくひん
)
を、三
鈷
(
こ
)
と
金剛杵
(
こんがうしよ
)
の
如
(
ごと
)
く
片手
(
かたて
)
にしながら、
片手
(
かたて
)
で、
帯
(
おび
)
を
掴
(
つか
)
んで、
短躯小身
(
たんくせうしん
)
の
見物
(
けんぶつ
)
を
宙
(
ちう
)
に
釣
(
つ
)
つて
泳
(
およ
)
がして
引上
(
ひきあ
)
げた
英雄
(
えいゆう
)
である。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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