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たまち
ふりがな文庫
“たまち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
田町
97.1%
露散
2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田町
(逆引き)
馬道へ出ると一流の料理屋富士屋があり、もっと先へ出ると
田町
(
たまち
)
となって、此所は朝帰りの客を
招
(
よ
)
ぶ
蛤鍋
(
はまなべ
)
の店が並んでいる。
幕末維新懐古談:12 名高かった店などの印象
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
胸
(
むね
)
に
痞
(
つか
)
への
病
(
やまひ
)
は
癪
(
しやく
)
にあらねどそも/\
床
(
とこ
)
に
就
(
つき
)
きたる
時
(
とき
)
、
田町
(
たまち
)
の
高利
(
こうり
)
かしより
三月
(
みつき
)
しばりとて十
圓
(
ゑん
)
かりし、一
圓
(
ゑん
)
五拾
錢
(
せん
)
は
天利
(
てんり
)
とて
手
(
て
)
に
入
(
い
)
りしは八
圓
(
ゑん
)
半
(
はん
)
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
たまち(田町)の例文をもっと
(33作品)
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露散
(逆引き)
手の震えで
滴々
(
たらたら
)
と
露散
(
たまち
)
るごとき酒の
雫
(
しずく
)
、
蛇
(
くちなわ
)
の色ならずや、酌参るお珊の手を掛けて
燈
(
ともしび
)
の影ながら、青白き
艶
(
つや
)
が映ったのである。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
たまち(露散)の例文をもっと
(1作品)
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