“たうざらさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
唐更紗50.0%
唐紗羅紗50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふすまのすこしきたるあひよりそつとりて大座敷へいで、(中略)唐更紗たうざらさ暖簾のれんあげて、長四畳ながよでふを過ぎ、一だんたかき小座敷あつて、有明ありあけの火明らかに
案頭の書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
ちりばめ言語ごんごぜつせし結構けつこうの座敷にてまづ唐紙からかみは金銀のはく張付はりつけにて中央には雲間縁うんげんべりの二でふだいまうけ其上に紺純子こんどんすの布團を二ツかさかたはらに同じ夜具が一ツ唐紗羅紗たうざらさ掻卷かいまきひとツありでふの左右には朱塗しゆぬり燭臺しよくだい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)