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そろところ
ふりがな文庫
“そろところ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
候処
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
候処
(逆引き)
「昨日は一刻のひまを
偸
(
ぬす
)
み、東風子にトチメンボーの
御馳走
(
ごちそう
)
を致さんと存じ
候処
(
そろところ
)
、
生憎
(
あいにく
)
材料払底の
為
(
た
)
め其意を果さず、
遺憾
(
いかん
)
千万に
存候
(
ぞんじそろ
)
。……」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
看上
(
みあ
)
ぐるばかりの
大熊手
(
おほくまで
)
を
担
(
かつ
)
ぎて、
例
(
れい
)
の
革羽織
(
かはばおり
)
の
両国橋
(
りやうごくばし
)
の中央に
差懸
(
さしかゝ
)
り
候処
(
そろところ
)
一葬儀
(
いちさうぎ
)
の
行列
(
ぎやうれつ
)
前方
(
ぜんほう
)
より
来
(
きた
)
り
候
(
そろ
)
を
避
(
さ
)
くるに
由
(
よし
)
なく
忽
(
たちまち
)
ち
之
(
これ
)
を
河中
(
かちう
)
に
投棄
(
なげす
)
て、
買直
(
かいなほ
)
しだ/\と
引返
(
ひきかへ
)
し
候
(
そろ
)
を
小生
(
せうせい
)
の
目撃致候
(
もくげきいたしそろ
)
は
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
「
寒気
(
かんき
)
相加わり
候処
(
そろところ
)
如何
(
いかが
)
御暮し
被遊候
(
あそばされそろ
)
や。
不相変
(
あいかわらず
)
御丈夫の事と
奉遥察候
(
ようさつたてまつりそろ
)
。私事も無事」
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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