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そのてつけん
ふりがな文庫
“そのてつけん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
其鐵拳
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其鐵拳
(逆引き)
ニキタはぱツと
戸
(
と
)
を
開
(
あ
)
けるより、
阿修羅王
(
あしゆらわう
)
の
荒
(
あ
)
れたる
如
(
ごと
)
く、
兩手
(
りやうて
)
と
膝
(
ひざ
)
でアンドレイ、エヒミチを
突飛
(
つきとば
)
し、
骨
(
ほね
)
も
碎
(
くだ
)
けよと
其鐵拳
(
そのてつけん
)
を
眞向
(
まつかう
)
に、
健
(
したゝ
)
か
彼
(
かれ
)
の
顏
(
かほ
)
を
敲
(
たゝ
)
き
据
(
す
)
ゑた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
彼
(
かれ
)
は
極
(
きは
)
めて
頑
(
かたくな
)
で、
何
(
なに
)
よりも
秩序
(
ちつじよ
)
と
云
(
い
)
ふことを
大切
(
たいせつ
)
に
思
(
おも
)
つてゐて、
自分
(
じぶん
)
の
職務
(
しよくむ
)
を
遣
(
や
)
り
終
(
おほ
)
せるには、
何
(
なん
)
でも
其鐵拳
(
そのてつけん
)
を
以
(
もつ
)
て、
相手
(
あいて
)
の
顏
(
かほ
)
だらうが、
頭
(
あたま
)
だらうが、
胸
(
むね
)
だらうが
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
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