“そのした”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
其下90.9%
其舌9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
是より一行又かはさかのぼり、れて河岸かはぎし露泊ろはくす、此日や白樺の樹皮をぎ来りて之を数本の竹上にはさみ、火をてんずれば其明ながら電気灯でんきとうの如し、鹽原君其下そのしたに在りて
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
さうして根府川ねぶがは一村落いちそんらく崖上がいじよう數戸すうこのこして、五百ごひやく村民そんみんとも其下そのした埋沒まいぼつされてしまつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
いぬはまたなめた。其舌そのした鹽梅あんばいといつたらない、いやにべろ/\してすこぶるをかしいので、見物けんぶつ一齊いつせいわらつた。巡査じゆんさ苦笑にがわらひをして
迷子 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)