“そとがこひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
外囲50.0%
外圍50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
着物を引つかけただけで、まだ帯もしめない男の子たちは、黒いふんどしや帯を引きずりながら、プールの外囲そとがこひのところまで走つて行きました。
プールと犬 (新字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
プールの外囲そとがこひ欄干らんかんをくぐり出て、藤棚ふぢだなの下で着物を着かゝると、突然、ワツといふ叫び声と、パチパチと手をたたく音とが、プールの内と外とから、一度にあがりました。
プールと犬 (新字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
かたへ、煉瓦塀れんぐわべい板塀いたべいつゞきのほそみちとほる、とやがて會場くわいぢやうあたいへ生垣いけがきで、其處そこつの外圍そとがこひ三方さんぱうわかれて三辻みつつじる……曲角まがりかど窪地くぼち
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)